こんにちは。
今年になってから、片頭痛発症予防の新しい注射薬が発売されました。
エムガルティ、アジョビ、アイモビーグの3種類です。
いずれもCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という血管拡張にかかわる因子の中和抗体で、片頭痛の回数減少と発作時の痛みの軽減が期待できます。
エムガルティの臨床試験成績では、平均で月の片頭痛の日数が8.6日から3.6日分減り、片頭痛発作がゼロになった例も10%をこえています(アジョビ、アイモビーグも同等の効果が期待できます)。
当院で使用した実感としては、難治性の慢性頭痛の患者さんの多くが、半分以下に減っている印象です。
ただデメリットもあって、注射代が3割負担の場合1本12400円(別途再診料、注射処置料などがかかります)と高額で、これを月に1回程度の間隔で継続投与する必要があります。
一般的な内服の予防薬(ミグシス、インデラル、デパケン、トリプタノールなど)がきかない方にも効果がありますので、頭痛でお困りの方はご相談ください。
今年になってから、片頭痛発症予防の新しい注射薬が発売されました。
エムガルティ、アジョビ、アイモビーグの3種類です。
いずれもCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という血管拡張にかかわる因子の中和抗体で、片頭痛の回数減少と発作時の痛みの軽減が期待できます。
エムガルティの臨床試験成績では、平均で月の片頭痛の日数が8.6日から3.6日分減り、片頭痛発作がゼロになった例も10%をこえています(アジョビ、アイモビーグも同等の効果が期待できます)。
当院で使用した実感としては、難治性の慢性頭痛の患者さんの多くが、半分以下に減っている印象です。
ただデメリットもあって、注射代が3割負担の場合1本12400円(別途再診料、注射処置料などがかかります)と高額で、これを月に1回程度の間隔で継続投与する必要があります。
一般的な内服の予防薬(ミグシス、インデラル、デパケン、トリプタノールなど)がきかない方にも効果がありますので、頭痛でお困りの方はご相談ください。